□更新履歴とメモのあいだに、ときどき雑記が紛れ込みます。

2002.07.28(日)
てんてん天道虫、お天道様の子。沢村といいます。

熊川正雄ラヴ。
テントウムシのおんなのこ(「レディビートル」という名前らしい…)は、ごぞんじ政岡憲三の名作「くもとちゅうりっぷ」の主人公兼被害者。IG井上塾でも引き合いに出されるほどの作品なので観ておくと吉です。ビデオはこちら

アニメのほうではこんな顔してます。1943年当時、まだ作画監督というシステムはありませんでした。
お歌をうたいながら上機嫌に遊んでるレディービートルのところへ、いい塩梅にカルピス顔したくもが近づいてきて、言葉巧みにかどわかそうとするのですが、どんなに優しい声をかけてもいやいやするばかり。やがてしびれを切らしたくもは、じゃ悪な糸を繰り出して強硬手段に訴えるのですが、それからレディービートルを守るのがちゅうりっぷ(花)。このとき、おそろしい嵐が近づいていることに気付くものはまだ誰もいなかった…、てアニメです。
くもの「逃げようッたッて、逃げらりャアしないヨ…」てセリフが忘れられません。唐沢なをきの「電脳なをさん」で見事に引用されてたのには笑い転げました。

だけど政岡憲三は「すて猫トラちゃん」のほうがインパクト大きいんだよなー。ネコたちが画面せましと、クネー!クネー!て動くんです。もう、気持ち悪いくらい。ぼうやを抱いたおかあさんネコがテーマソングをろうろうと歌いあげるシーンなんて、そんなに動いたらぼうやに死が!ていうほどくねくねが度を越しています。
うわー、もぺーん観たい!て思って調べてみたら、九段下の昭和館てとこのビデオライブラリで閲覧可能なんだそうです。行ってこよう。

しかし、熊川正雄サイト、Tシャツ販売まで…(生地薄そう)。

エヘヽヽ…、自転車買いました。r&mのBD-1graphiteです。店で受け取って、あまりの嬉しさに奇声を発しながら炎天下を20kmほど走ったら、塩の柱になりました。これからちょっつずついじっていきたい!(まずはコンパスベルから…)
じぶんメモ:
2002.06.07(金)
新・弱虫クルッパー! 沢村といいます。

png formatわけあって眼帯生活です。会社で先輩が「綾波プレイ?」などと場をわきまえない、というかフルクサいこと言ってくるので、見えないほうの目で無視したりしてますが。
遠近感がなくなって階段とか大変でしょといろんな方から心配されるんですが、べつに片目になったところで、いままでどおり遠いものは小さく見えるし近くのものは大きく見えますから、そういう遠近感は健在なわけで、地下鉄の階段を駆け下りるとか平気でやってます。
むしろ近くが見づらくて大変なんですね。利き目が覆われてるのでかなりヘヴィな視野闘争まで起きたりして。まず飯を食うのがえらくぎこちなくなりました。箸先のおかずが不意に視界から消失するもんだから、経口作業に気をとられるばかりです。仕事をするとマウスカーソルを見失う。帰りの電車で本が読みづらい。一日も早いステレオライフの回復が望まれます。
(あと、暗がりが二重に暗かったりもします。これはちょっとした盲点ですゾナ)

SawamurapidLink更新しました。watermanさんのweb watermanでございます。
むかし、コミティアで買ったParking!の表紙がwatermanさんで、巻頭の「Lodi and Flystone」は、すげえいいもん読んだ気になったんでした。
そちらは現在同サイト内で読むことができます。ニコたん、かわえーでテュ! ていうかどのまんがもイラストもすばらしい。最近のイラストなどベジェ絵にあるまじきえろしさで、や、そいうのも当方ぜんぜんイケるクチなんでこれからもひとつ。ともあれときめきコンテンツ満載のちょうすてきサイトですので、みなさんも是非ご訪問されるよう。

しかしおなじドングリまなこでも、ゲレツな魂が描くとこゆふうにしかならないのはなぜだ(しかもアニメ版モジャ公…)。
2002.06.04(火)
ねえお母さん、火事じゃないかな? 火の用心してますか? 沢村といいます。

「少林サッカー」観てきました。全編に力漲る愛の映画です。その日目がゴロゴロしてたんで1日中眼帯してたんですが、あんまり面白いんで途中から外しました。両眼でまんじりと観ました。とても嬉しい気持ちでありました。よかったよー。

面白さについては前評判のスコブルな高さから不安はなかったのですが、ヒロインのヴィッキー・チャオについては完全に不意をつかれました。めちゃめちゃ可愛いじゃねえか。寝耳から棒ですっての。やはり可愛らしさてもんは、佇まいではなく立居振舞いにありますなあ。しかし「食神」でのカレン・モクもそうだけど、美人にひどい特殊メイクさせて撮るのが趣味なのか。まあ意図は大いにわかりますが。
あとね、あのブオトコ集団に本田博太郎と石野卓球そっくりなのがいたよ。知ってる会社の社長そっくりなひともいて、妙に既視感のある面構えでした。チャウ・シンチーは醜い人間をやさしく撮りますね。戦略とわかっていても、じんわりきます。台湾で稲中が大ヒットしたり、たまがチベットで大ヒットしたり(それは関係ないです)、アジアはブオトコに対して懐が深いよな。大東亜ブオトコ共栄圏、とかいうと怒られるかな。
2002.05.30(木)
あなたにもあげたい、チェルシー。沢村といいます。

どうも。5月も末ですね。ご無沙汰してました。とりあえず6月になる前に1回くらいは。

こないだ用事で東京に行ったとき、ビックカメラ新宿西口店がオープンセールをやってたんでT600C買ってきました。昨年末からT400使ってたんですけども、やっぱり色がついてたほうが絵も持ち歩けてうれしいし、ぼちぼち値崩れしはじめたこともあって買いなおしてみたんでした。バックライトをオフにしたときの視認性は非常に悪いことをのぞけばおおむね満足してます。渋々常時オンにしてバッテリの減るに任せてますが。T650Cはそのへん改善されてるのかしら。
palmwareでも入れるかと探してみたのですが、シェアウェアの多さには参りました。間違ってマック買ったのかと思いましたよ。とりあえず素敵なサイトをいくつかみつけたので、作者さんらに感謝しつつ使わせてもらってます。

□置き換え系 1 2 3 4
□読む 1 2
□日本語 1
□ゲーム 1 2 3 4
□べんり 1 2 3 4 5 6

打ち合わせに行った会社のそばに靖国神社があったので興味本位で足を運んでみたのですが、参道の茶店みたいなとこで原稿仕上げてる少女漫画家と担当者がいて、ずいぶん奇体だなあと思いました。やはりご先祖さまのみたまをペンに宿らようというさくせんでしょうか。
2002.03.17(日)
でんげんを きらないでください! メモリーカードを ぬかないでください! 沢村と いいます!

大量の贋1万円札が出回っているという噂があって。その量は現在流通している1万円札のだいたい1割らしくて。
そう聞いても特に不安にならないのは、基本的にびんぼうだからなんですが、問題の贋札はというと素人目にはぜんぜん区別がつかなくて、銀行のATMも通っちゃうんだそうです。まあそこまでいくと贋札といえるのかどうかはともかくとして(贋札です)、どこのどいつだ、そんな頭の悪い「ぼくらのインフレ円安作戦」を思いついたばかはって思ってたら、どうやらこちら方面だったようす(124。←で、簡単にアシラわれてます)。経済用語では「スタグフレーション」の響きが好きです。下の句などに使う歌人がいると歓迎します。

贋札じゃないですが、最近の紙幣はちょっと前の紙幣と1か所決定的に違うとこがありますね。昨日の晩ふと気がついてポケットから取り出して見てみたら、千円札に1枚そうなってるのが混じっててゲッと思いました。いつの間に紛れ込んだのか。ようはこういうことなんですけどもね。
贋札を手にしたときってたぶん、垢じみた「誰か」を指先に感じてたいそう厭なきぶんになると思うんですが(あとめんどくさいもん持っちゃったなー、とか)これは別に持ってても普通に遣える本物なわけで。それでも漱石が目を閉じたくらいには価値が下がった気がしました(2円ほど)。
「もしや…」と思いながら調べはじめたのがよくなかったのかな。んなもん結びは「あああ、やっぱり!Σ(д`;)」じゃないかふつう。わけもなく不安感を演出してしまった夜。
2002.03.11(月)
おとうさんが子どものとき、おかあさんを知らなかった。僕はまだ、君を知らない。沢村といいます。

アニメーション祭に行ってきました。過ネボウのため、2日目はキャンセルしてしまったんですが、初日の「アリーテ姫」と「ユンカース・カム・ヒア」は観ることができました。
「人狼」がアニメであるよりも(というか、あるがゆえに)日本映画であろうとした作品だったとしたら、「ユンカース」もじゅうぶん日本映画だったと思います。「REX 恐竜物語」とか「水の旅人 侍KIDS」とか「北京原人 Who are you?」とか。たちまち角膜が濁るタイプの。ていねいな言葉でいえばうんこ映画。
だけども映画たろうとするゆえに動画には尋常ではない熱意が込められていて、わけても人形劇のシーンは圧巻でした。アナログアニメーション(そういうことばがあるそうですが)の極地を見た気がして唖然としました。アニメーションのリアル(といってもいろいろありますけども、「なぜ実写で撮らないのか」とお節介を焼かれるリアル)は決して実写を志向するためにあるのではなく、それじたいが独立した享楽的な視覚体験であるということを改めて確信した映像でしたね。犬も失語症になるくらいのクソ映画だったけど。
ところで市川準の映像はアニメと親和性が高いとつねづね感じているんですが、おなじ日本映画ならこっちを誰かやってみてくれんかしら。

そうそう「アリーテ」はというと、術が解けてからの姫しゃんの髪型がエリさまだと思いましたよ。チンプイ!(卍)
2002.03.08(金)
記号的グラウンディングですよ。沢村といいます。

毎晩「ガラテイア2.2」を読んだり読まなかったりしています。読まない夜は別の本読んだり、猫いじったりしてるんですが、そんな読み方してたら頭の中に入るのかと言われないかな。べつに書いてあることを覚えるために本を読むわけじゃないんで気にしてませんけど。
ミルハウザー読んだときもそうだったみたいに、パワーズって日本語うまいなあと感心すると、翻訳だったことを思い出す、その繰り返しです。若島さんの名訳に依るところも大きいとは思いますが別に超訳してるわけもないだろうから、それに先立って書かれたもののゆるぎなさは間違いのないものなんだろうな。
む、なんだか問いとかそういうこと以前の、ほとんど現象みたいなことについて不用意な思いをめぐらせてるだけのような気がしてきましたよ。本読んでるときにロクなあたま働かせてないのがバレバレであります。沢村ランディと呼んでください。コンセント!(威嚇)

で、気づけば、当サイト名のおよそ30%を占める0309が間近に迫っていたんでした。木梨憲武様とぼくにおかれましては誕生日おめでとうございますと申しあげるほかありません(あとほかの該当者諸氏も)。当日はアニメーション祭に行ってますので留守です。ウワー! ペトロフ作品があるにょ!(アニメファン)
2002.03.05(火)
乱高下。沢村といいます。

更新をサボっているあいだに、快速.comが先月からスタートしていました。それに引き寄せられるかたちでこのサイトも近々そちらに移転することになります。みじかいあいだでしたが、これからもよろしくお願いします。
それにしても独自ドメインって楽ですね。覚えるのが楽っていうか。ふとしたきっかけで口ずさんだりして。「地球、人類、そして快速」とかね。「しょうゆ、みりん、快速」でも別にいいんですが。
とりあえず、「http://www.kaisoku.com/」てことでひとつ。そのあとに「sawamura」と続けると、みなさんにお会いできるわけです。わけっつってもぼくが何かしてるわけじゃありませんけど。戸口に立ってるくらいで。
えーと、快速というのはあれですな、みみっちい駅は無視する方針で毎日走っている列車ですな。そういう言い方もどうかと思いますが。とりあえず大昔は準急とか呼ばれていました(のかな)。ようするに戸口から戸口へ。力行と減速を繰り返して。ターミナルで乗り継いで。どうか白線の内側へ。
うわ、何か別のこと言ってるみたいでやだな。特別なきっぷはいらない、とかね。んなこと言ってないけど。ていうかさっきからいっこうに要領を得ませんね、眠いんですよ。どうもすみません。
まあ難しい話はこのへんにして、これを機に快速について理解を深めていただけたらと思います。

快速.comは「快速化学」なる任意団体によって運営されています。なお、ニホンケミカルとは関係ありません。
2002.02.15(金)
すべては危機の瞬間のために。沢村といいます。

白と黒の最近。
●半年遅れでEmily Strangeにバチーンときたんでした。真っ先に思ったのが「夜の姉妹団」(だよなあ>誰となく)。しかし本国ではやはりゴス好きが手にしているんかしら。だとしたらもったいない。
○ico海外版OPデモを観ました。日本はスワリオリにかけては後進国と断じざるを得ない。

校了間際になると残業続きで夕食にほか弁を頼むこともあるのですが、いつも頼んでる弁当屋のスタンプサービスは1回1個です。助っ人を呼んだときに結構な数注文しても1回1個。いっこうに違和感は薄れません。
2002.01.21(月)
!広告! 沢村です。

年明けから全然暇がないんですが、こないだなんとか時間を作ってシュワンクマイエルの「オテサーネク −妄想の子供−」観てきました(絵と本編は関係ありません)。

アクチュアルなもんだいを扱っているふりをして、ちっとも現実なんて相手にしていない素敵な映画です。木の根が母乳吸ったりしてます。女の子が「オテサーネク」の民話を朗読するくだりが好き。
ただまあ、ヤンシュワンクマイエルの新作を観にいったつもりが「異色のホラー」として楽しんでしまったのが、喜んでいいことなのか期待はずれだったのかわかんなくて、いやそれでもすごい面白かったから嬉しいのか。
「肉片の恋」が劇中CMに使われてたり(小麦粉の名前は「フローラ」!)、「地下室の怪」がカラーリメイク?されてたりと、サービスなのか集大成なのか判じかねる映像もあって、ファンとしては満足でした。あと、へんたいロリコンのジュラーベク爺さんが「Geri's Game」のGeri爺さんそっくりだったなあ。

上映前にソ連映画リバイバルの予告がかかって(まあそういう映画館なので)、個人的には「不思議惑星キン・ザ・ザ」よりタルコフスキーの「ストーカー」のほうが断然観たい映像だと思いました。

わだいの「メメント」にも行ってきましたが、ぼちぼち。うまいこと語ったもん勝ちの映画っていうか。
2002.01.06(日)
はじめて考えるときのように。沢村といいます。

ハードディスクをあさったら何枚か出てきたので、picsこうしん。
そろそろまともに食える足がなくなってきました。ちゃんと二足歩行しないと。そう、海へ! 山へ! 絶対機械圏へ!
以上、本年の年頭所感でございます(遅いけど)。あと風呂で生まれた法知谷はちゃんとリベンジさせれ。
2002.01.05(土)
パン、茶、宿直。沢村といいます。

年末のイラストあげときました。picsこうしん。
ペーパー制作元のほうでも公開してもらってます。
でまあ、そちらの01.12.30の日記では身に余るフォローをしてもらってるわけですけども、虚実を切り分けておくならば今回のお手柄はぜんぶ彼に帰属します。僕は話を耳で聞いてマウス動かしただけなんで、絵そのものにはあんまりコメントする気はないっていうか(してますけど)。ともかく完成してよかったでした、はい。

うーむ、COOLPIX5000、実売10まんえん切ってますか…。標準で広角ついてるのがよすぎまくり。くれー、ていうかくださいー。
2002.01.04(金)
顔と顔をつき合わす化学レース。沢村といいます。あけましてございます。今年もお願いします。あと、ズじゃなくてず!

で、久々の大雪だったんでした。
寒いのは大の苦手なんですが、雪は好きです。どうせ気温が零下ならアスファルトに霜が降りるより、ドカ雪吸音材にもっそりと包まれた朝のほうがうれしい。雪の日は大気中の湿度のせいか、息の白くなりかたまで違う感じがしますね。はあーっと暑い息を吐くでなく、ふーと口先で吹くだけで、白い息が細長く伸びて楽しいです。「ゴジラー」みたいな。ふーふーやりながら新雪を踏みきしませて毎日友人宅まで遊びに行ってました。でもって集まった友人連とその場にいない知り合いの消息話をすると、普通に婚約してるのがいたり、北のほうで情報将校になってるのがいたりと、いろんな時間が流れているのが確認できて面白かったです。
さわったゲームは、AC4、GTコンセプト、ICO、MotoGP、トロと休日、ガンダムDX。モノポリーの代わりに「いただきストリート」を4人で朝まで(どうでもいいけど、世の中の潜在的大川清介ファンは結構な数にのぼるんではないかしら)。

旧交を温めたあとの帰路は、度を越した大雪+倒木+倒電柱+落石(どこかで)で立ち往生した列車の中で夜を明かしました。車中では岡野薫子「科学映画にかけた夢」(草思社)を読了。夜明け近くに到着したターミナルで鉄道会社の用意した朝食を受け取り下車すると、ホームには精算所で特急券が払戻しできるというアナウンスが流れていて、そこでようやく自分が乗ってきた列車がちっとも特急ではなかったことに気づきました。
そういえば去年の年始も大雪に見舞われて、地下鉄の終電がなくなったころに名古屋駅に到着した記憶が。これのどこが21世紀だっつのと毒づきながら自宅まで歩いて帰ったんでした。
2001.12.28(金)
死んだ。あのヘリの人たち、死んだ。沢村といいます。

前回の巨人戦の記述は、べつに怪獣が戦ってるのを指して言ったわけではなくて。もちろん松井とその愛称についても無関係で。そのへんよく言っておきましたからね。そういうのって、なんか嫌です。

この期に及んでベジェひねってますが、とにかく12月29日(土)西地区"し"34a『快速化学』だそうです。つーか、24時間以内の話でぜんぜん告知になってませんが。大丈夫なんかな。
おいてあるのはフリーペーパーとか本とかです。フリーペーパー「dpi #3」にイラスト提供します。お立ち寄りのさいは見ていってください。そのうちWebで公開されるでしょうけど。

それではよいお年を。来年もどうぞよろしく。sawamurapid0309でした。
2001.12.26(水)
ヨルダねえさんはちっとも食べないんだね(妄想)。沢村といいます。icoすばらしいです。萌えという体験はじっさいのとこ、人の一生で数回あるかないかぐらいのもんだってことがわかりました。でじこ萌えとかうそぶいて心すり減らしてると手の離れたことさえ気がつかなくなります。なに言ってんのか自分でもさっぱりですが。

週末は首都圏で用事を済ませ、残りの日に川崎在住の男といっしょに「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」を観て来ました。すみません、怪獣映画好きなんです。

うわー巨人戦だ、て思いましたね。すごー面白かった! つうか巨人戦なんてテレビでも観たことないですが、あれは間違いなく巨人戦に違いない。相変わらずマッチムーブが弱かったり炎の扱いがなってなかったりと不満はあるけど、ぽんぽんと打線がつながって、ときどき清原や松井がどかーんとホームラン打ってバンザーイみたいな。とりあえず有無を言わさず街ぶちこわして原爆雲まで立てちゃって、ほかにも滅茶苦茶なシーンの連続でやりたい放題/人死に放題の2時間でした。
劇中ずっと心のメガホン振りっぱなしだった俺は、とりあえず明日も観戦してきます。気になってる人はぜひどうぞ。そうそう、この映画のMVPは篠原ともえさんです。ノーメイクでほんとうにすばらしい演技をしていました。ちゃんと怪獣に遭遇した、数少ない女優です。

今回の特技監督は樋口組の助監督だった神谷誠さん。特殊美術はおなじみ三池敏夫さん。肝心の樋口真嗣さんはというと、Motor/liezを率いて併映の「劇場版とっとこハム太郎 ハムハムランド大冒険」でミニハムズのコンサートシーンを演出されていたようす。次回はちゃんとビル壊し係をやってください。
ついで(といっては失礼ですが)にお気に入りサイトをご紹介。操演技師としてガメラシリーズにも関わった根岸泉さんの根岸工房。ガメラやゴジラの撮影日誌は何度読んでもドキムネします。ここでの連載も楽しいです。

2001.12.20(木)
酒の神バッカスは中身を飲まずしてガラスの化学分解をなさったらしい。沢村といいます。

ガーンー。TOKYO IMAX、来年の2/1で閉館ですか。
そういえば、はじめてペトロフの「老人と海」を観たのがここでした。ガラス板に盛られて、拭い取られる油絵の具のアニメーション。圧倒的な描写はほとんど触覚に近かった覚えがあります。ペトロフ作品は「ザ・マーメイド」もっぺん観たいな。
とりあえず閉館までは旧作を1000円で鑑賞できるそうですが、年が明けると「美女と野獣」しかやらなくなるのでちゅう意。

あと今年(今年度?)中に意味なしになるサイトをリンク。年の瀬ですなあ。
Link更新しました。でこすけさんおさらぎさん。来年もよろしくお願いいたします。


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