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■19991230


どうも誤解しやすいという話があったので補足。(メーカーの)ゲームに対する愛情の有無をCMで判断するのは、ゲームに対する愛情のある人のすることかしら、ということです。
あと、映画のCMの下品さに対する許容度の水位と、ゲームのそれとが著しく違っているのもいかがなものかと思うのです。したがって、「律儀さに恵まれているのであれば」というのは「皮肉」ではなく、その水位が同じならという比喩です。映画のCMが何億とか言って下品なのは、みんな知っているけれどとりたてて問題にはしないだろうという前提が承認されて初めて「皮肉」になります。

さて。ところでこれは、ちょっと困ったゲームですよ。「おつかいゲーム」とか「タイムギャル」とか、言えば言えてしまうのですが、でもまともな神経の持ち主だったら、そんなんでこれを語りきれるのかと確実に不安になるはずです。どうコトバで切ってみても、そのほんの一部分にしか触れていないような気持ちになります。こういうのって、まだあまりゲームを進めていないからなんでしょうか。

■19991229


いしいひさいち「バイトくんブックス7バカな男」裏表紙より。
あの頃のわれわれはばかだった。
ばかなのでばかなことばかりやって、
それなのにばかに仕合わせだった。
じつにばかな時代であった。

そして月日は流れた。ばかばかしいほど早く流れた。
悲しいことにわれわれはいまだにばかなのだ。
しかも悲しいことにあの頃のように、
ばかであることが、それほど仕合わせではないのだ。
ネジがばかになってきかなくなるように、われわれのばかも
ばかになってしまったのかもしれない。

■19991228
 …若い読者は、情報がいっぱい詰まったカタログを求めていて、小説にもそれを求めていると思います。結局、『エヴァンゲリオン』が受けたのも情報が詰まっているように見えたからですよ。
筒井 なるほど。
 まあ、情報といっても聖書の引用などはチャチなものなんですが、何せ相手は高校生ですからね。
いまさらそんな無責任な、と思いました。

■19991224


キッズステーションで老人Zやりますね。あとエヴァと。広島国際アニメーションフェスティバル関連の番組が来月から始まるとのことなので、契約チャンネルにアニマックスを追加。月400円。

私はまだ見てないし、そもそもどうだって良いんだけど。カッコ悪い、下品、ゲームに対する愛情のカケラすら感じられない。ようするにシェンムーのCMが「構想何年」「制作費何億」とかやっていたのでしょう? そういうの気に入らないのはわかるけれど、でもそんなの映画のCMで良くあるわけじゃない? そういう納得のいかなさを、ここぞとばかりに、しかもセガ云々で語るというのは典型的な切り口であって、実際にはたんにゲームのCMを特別視しすぎているだけなんじゃないですか。

もっとも、ハリウッド映画のCMにいちいち腹を立てるような律儀さに恵まれているのであればべつですがね。それとも、シェンムーのCMに何かを期待してた?

■19991221


マックユーザーのなつみらいさんが登場しました。

■19991216


「ねー、お母さん?“デスクリム損2”って、なーに?」
「(まったくうちの子ときたらそんなのどこで覚えてきたのかしら。しかも損とか 言って)」
「せっかくだから教えてよ」
「(お父さんね、中途半端に教えるのは)ぼうやそれはね、モロ星人の煽動により異様な盛り上がりを見せた前作から3年。調子をこいたメーカーが、マイクデバイス対応やあのときメモにぶつけるまでして再臨させたものの、モロ星人に踊らされていた人たちはもちろん、当のモロ星人でさえウェブで(12/16日現在)話題にしないという、不良債権化したダンスゲームのことなのよ」
「よくわかんない」
「ただいまー。お土産の64DDだぞぅ」
「わあい。お父さんだ」
というわけで我が家には64DDがあるのです。本当です。

99/12/17 5kg減
99/12/18 1kg減
■19991213
一挙に見直した。やるではないかワビン。

■19991212


まあなんというか、ビブリボンはベビーユニバースみたいなもので、いっそ本体に内蔵してしまうのがいちばんカッコイイんじゃないかと思います。

こんなところで反応を書くのはあそこが(いろんな意味で)書きにくい所だからですけれど、そこでいう「NINTENDOクオリティというモノ」を、マリオ64や(それこそ)ゼルダ64あたりでゲーム酔いした人にはどう説明したらよいのでしょうか。それとも暗にレア社を責めているのかしら。

■19991209


今月の文學界は筒井vs東と保坂vs野矢ですよ。

■19991202


ええと。まあべつに29日でいいです。

■19991201


「ナムコ、往年のスター“起用”」と題した、ドラゴンヴァラーのTVCMについての記事(日経流通)。ある世代には懐かしく、またある世代には新鮮、という普通の話なんですが、問題はそのあとに続く文章です。

テレビゲームソフトには、「ドラゴン」と付くものがやたらと多い。ナムコがCMをひとひねりしたのもそんな事情がありそうだ。
実際、ライバルのエニックスが年末に発売する予定だった「ドラゴンクエストVII」をかなり意識したようだ。だが、肝心の「ドラクエ」が来年二月に販売延期したため、“一騎打ち”の方は、お預けとなってしまった格好だ。
ほとんどのゲームファンはこれを、ゲームのことをよくわかっていない記者の妄想だと感じるのではないかと思うのだけれど(いやあるいは…)、ゲームのことをよくわかっていないから生じた錯覚というよりは、ある種の言論の在り方として広く通用している思考形式なのではないかと思う。つまり、「同じ『ドラゴン』だから」というコジツケを笑う権利を持った人間はほとんどいないんじゃないか。

むしろ、タイトル名の類似から「意識した」などと書くこの記者こそ意地の悪い確信犯で、延期したから意識しているなどと特定のメーカーやソフトを揶揄するゲームファンは、退屈な復習教師ではないか。


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