■19991021
■19991014
「ゲーム批評」辺りにどんな論調で書いてあるのかわかりませんけれど、ていうか読まなくてもわかるんでうんざりですけれど、反射的に独占はイカンとするナイーブな人たちだって、全員が全員、闇雲に法律や道徳を振り回しているわけではないでしょう。そういう商道徳とはべつの次元で確かな違和感を持っている人がいて、経済原理の外側で怪訝な顔をしているだけです。
獣は空腹と満腹をそれぞれちゃんと知っています。満腹中枢が破壊された獣(アイツまだ喰ってるよ)に見えるのです。それに最近、出来事は独占契約だけではないのでね。
■19991011
亙さんはやっぱり参考にならない。経歴が型破りだということもそうなんですが(というか、もうそれは「よくある経歴のひとつ」ということにしてしまいましょう)、バーチャロン製作の経緯を尋ねられて、「誰もが想像するようなことすべて」を滑らかに話します。もちろんほんとうにそれで全部なのかもしれませんし、過不足がないという意味では100点満点の答えなのですが、「誰もが想像するようなことすべて」というそつのなさがまず尋常ではないですし、その尋常でなさからすると、本人以外は誰も想像しなかったことというものをまったく示さないのはかえって不自然である気がします。最新作のタッチ・デ・ウノー!も、尋ねればたぶんスラスラ出るんでしょう。出来杉。
こういう人は一度、マジに怒らせてみるべきだと思います。
シェンムーの発売延期はわりと平気だと思うんです。一方、それこそ技術的にもハッタリ(悪気はなくてみんなの大好きなイメージ戦略のことです)の賞味期限としても痛かったD2がありましょう。変な意味ではなく、本当にマズいと思います。さらに、そのどちらとも違うものとして、巨人のドシンは上手く立ち回ってここまできたな、という感じがします。
■19991001