戻る
掲示板へ

■19990928


こっちにも新刊。著者はナムコの人たち。

■19990927


「(新生)プレイステーション」という名称は、ある種の雰囲気をご破算にして再出発する契機として考えました。よりもっともらしい名称だ、ということではありません。断じて。そうすることでようやく誰もが、自立的に「プレイステーション」と発語できるようになると思うのです。

なったらいいなあと思います。

ドラゴンクエストVIIが年内発売とのことですが、これが順調に?(←ありがち)延びて、プレイステーション2の同時発売ソフトのひとつになるとイロイロ面白いと思います。

おっと。新刊です。

■19990925


発表からざっと二週間が経ちました。ここらで印象をまとめてメモっておきます。苦情は掲示板まで。

ゲーム機本体のデザインというものを、他の人たちが言うほど私は気にしない(大した問題ではないと思っている)のですが、奇妙な姿と色をしているな、という程度の感想は持ちました。ソニーの家電製品やパソコンのVAIOのような形状をまったく連想させない。つまり、一般に「ソニーらしさ」と呼ばれているようなものとはまったく無縁の、たとえば「カッコイイね」「センスあるね」というような共感が巻き起こるのをまるで期待しない(むしろ、そういう馴れ合いを積極的に拒絶しているようにも見える)、そういう設計になっている。その意味では「わかりにくいデザイン」だと思いますが、そうやってある程度ユーザーを突き放すことは良い選択だと思います。かといって宇宙をイメージしたとか言われても困りますが。

我慢しなくてもかまわないはずなので率直に言いますが、発表されたソフトは平凡そのものです。鉄拳にしろリッジにしろすべてわかっていたことですから。少なくともDCのことをとやかく言えるようなラインナップにはなっていない。だからといってそれらのわかりきったタイトルを避け、まんまと話題になりおおせるソフトというのもまたわかりきっており、典型的です。

たとえば麻神2は、前作で体験済みの衝撃が繰り返し語られているにすぎないし、また、電線(仮)は、このタイミングでの発表を考慮に入れた「大いに気にしてくださいネ(ハート)」という計算高いメッセージが(その意味で完成度は100%です)画面写真からも名称からも漂ってきます。端的に言うと、うっかり話題にしてしまうこと自体が不愉快きわまりない。そんなだったら、あのグラディウスIIIがついに移植される、ということの方がよほど刺激的だと思います。久夛良木さんを嘘つきにしないためにも、開発者にはこれから「かなり」がんばってもらうしかないでしょう。

現行機種は当然のように拡張端子を潰して出荷されています。その理由はここでは詮索しません。ただようするに、そういうことだって十分にありうるわけです。ただ、標準化された端子ばかりなので、とりあえず差してみる、というお遊びがさっそくできるという点のみを現状で前向きに評価しておきます。

最後に本体の名称。ありきたりだひねりがないという意見と、これで正解でしょうという意見との間には基本的に優劣がない。ただ、発表前まではほとんどの人たちはどんな名前になるのか期待していたはずで、プレイステーション2でなければいけないとまで言う者はいなかったはずです。たとえば、決定後にその名称を絶対的な正解だというのは、決定は翻らないという意味でしかなく、プレイステーション2という命名が絶対的だという意味にはならない。

次世代プレイステーションには「プレイステーション」という新たな名前がふさわしかったと思います。以下、発表会のシミュレーション。

久夛良木「では発表します。名称は」
会場「(ゴクリ)」
久夛良木「プレイステーションです」
会場「(ザワザワ)」
久夛良木「もう一度、言いましょう。(会場が静まるのを待ち、毅然と)プレイステーションです」
絶対的な正解とやらをぶち破り、そこから、割れんばかりの拍手喝采が聞こえてきませんか?

■19990923


漠然とCSをザッピングしていたら、MONDO21とかいうチャンネルでゲームショウのレポートが。

エニックスにはRPGしかなかった。すごい。私が行った時(いつだっけ?)はRPGはもちろん、らしくもないダンスゲームが騒がしかったり、一方で七ツ風の島物語みたいな地味なゲームの出展があったりとバラエティ豊かだったのに。ところでドラゴンクエストVIIはグランディアIIを作る者それを待つ者、どちらにとってもすごく参考になると思いました。

セガ。サンバDEアミーゴは、マラカスを振るプレイヤーを映してばかりで肝心のゲーム画面がナシ。プレイヤーふたりで動作が同調すると絵になる。チューチュの画面は映ったけれど、やっぱりちょっとどうなのかわからないよ。スペースチャンネル5もまだよくわからない。公式サイトの例の語尾が気になる(この場合、困るという意味)。

SNK・テクモ・講談社はちょっとイタい感じ。次週もゲームショウ・ネタらしいので、忘れてなければ見るつもり。

もちろんアレを買う。とりあえずIを少々。なんかもういきなり「ゆうべは おたのしみでしたね。」が可能な、けだもの仕様。エンカウント音をモンスターズ互換にすることで若い世代に違和を感じさせない作り。うっかり「ふっかつのじゅもんを…」などとトチることのけっしてない厳格な王。すばらしい完成度です。

■19990917


チューチューロケット!ですが、こう、ドリマガの該当ページを開いて、パッケージ写真に目がいって、もう次の瞬間に私の顔がほころんでいるんですよ。パックマンをついに超えた! と思えるくらい気に入りました。今週号の表紙にしたってよかったはず。

実際のゲーム画面ではそれほどでもないのが惜しいことです。

■19990911


今月の文學界に宮沢章夫さん初の小説が。

■19990910


メインマシンPC-9821Xb10のHDDが壊れ、大量のデータが失われた。新たにHDDを買う必要に迫られたが、AT機をSCSI化したときに余らせたHDDがあり救われる。MSDOS環境はとりあえず復活。

ついでなのでWin98環境をSecondEditionに入れ換えたいと思うが、あいにくCDROMドライブが以前から不調。CDROMドライブにも余りはあったが、いかんせんAOpenのAT用ドライブなのでそのまま放置してあった。半分あきらめ気分で、IO-DATAの98DOS用ドライバを試してみたらあっさり認識されてしまい救われた。

AT機のSecondEditionへの入れ換えはいずれまた。

■19990908


小学生の心の動きは拙いがゆえに子細に描かれない。このことがエイリアン9の奇妙さ(その意味でならエヴァや寄生獣は奇妙でもなんでもない、人間を描いた漫画です)に一役買っていると思われますが、実際には趣味の問題として小学生が選ばれている(設定)に過ぎないのではないかという指摘を無視できないので、個人的に評価の落とし所で迷いが生じます。

気になってはいたがこちらから訊くのはどうもね(電話では無関心を装いましたが、本当はそれなりに気になっていました)、という例の件を、たまたまdotimpactさんの方からきりだしていただき直に聞けた。その際、調子に乗ってグチなど止めどもなく流れてしまったことを謝ります。以上。

■19990905


沢村来る。一晩中「カワイイということ」について。記号論やフェミニズムを越えて。

■19990902


新潮の文芸時評に椹木野衣さんが。ゾンビ。

GBソフト2本。バックギャモンとスパイアンドスパイを購入。


KFB01364@nifty.com