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トゥーハートのリアリティ
No.32 by MCD [h068.p035.iij4u.or.jp] at 1999/4/25(日) 22:07

唐突ですけど。学園物にリアリティがあることも、主役は高校生だから感情移入しやすいことも、だいたいは理解できるんですが、幼馴染の女の子とアンドロイドの女の子とでは、同じラブコメでも、リアリティの属性がまるで逆を向いているじゃないですか。で、リアリティというものがここまで撹拌されているのだから、アイドル歌手を彼女に持つ大学生の物語というリアリティが、アンドロイドの女の子以下のリアリティでしか認識されていないことに、わりと納得がいかないのです。
もちろんそこには「リアリティの属性がまるで逆」というような、いわばリアリティの倒錯があるのですが、トゥーハートの、アンドロイドと結ばれるようなリアリティは、その倒錯ぶりが確信犯的に愛好されているというより、幼馴染と結ばれるようなリアリティとむしろ等価なのであって(仮説)、最後に好みの問題をさっ引けば、一介の高校生の物語よりは、アイドル歌手と付き合っている大学生の物語の方が、あきらかにドラマ的だと考えられる気がするのです。換言すれば、地形効果がかなり期待できる。もう、高校生に何をやらせたってしかたがない。だからふつうのエロゲーなら、触手や魔法や宇宙人を出すところなのであって、そうしなかったトゥーハートには希少価値がある、というだけのことだと思うんですよ、ことさらシナリオが優れているとかでなく。
じゃあホワイトアルバムを評価するのかといえば「理論上は」というだけで、シナリオはもちろんキャラクターも、実際はどちらも大差ないように思えるので、自分でも何が言いたいのかわからなくなります。ただ、主人公の行動なり態度なり発言なりをだらだら選択し続けるトゥーハートとくらべて、一週間ごとに大筋のスケジュールを組み立てなければならないホワイトアルバムの方が「ゲーム的」だと思えるので、キャラクターやシナリオではなくそのことこそが、人気を決定づけているのではないかと、まあそんなふうに考えてみたのです。


No.33 by dotimpact [recoom] at 1999/4/27(火) 16:08

ToHeartを好きな人がそれをどうほめるか、WhiteAlbumと比べてどう言うか、というのは実際のところあまり知らないので、あまり気の利いたことも言えないですわ。人気の量的な差は、単にキャラクターのバラエティの差なんではないですかね。

個人的には、WhiteAlbumの設定を聞いたとき、おお面白そうじゃないかと思った覚えがあります。実際はプレイしてないのでどういうゲームか知らないんですけども。

知らないので勝手に考えると、それは一種の常駐ゲームで、決まった日とか決まった週にアイドルの彼女が出演する歌番組とかドラマとかを観なきゃならなくて、観てないと怒られたりするゲームだったりすると、もしかしたら面白いかもしれない。